GodotでFPS を表示する方法


Godot Engine バージョン4.3

このチュートリアルでは、Godotを使い、Labelノードを使用してFPS を表示する方法を学びます。そのためには、FPSについて学んだり、FPSが低い時の対応などのガイドがあります!





FPS とは?

FPS(Frames Per Second)とは、1秒間に画面が何回更新されるかを示す値です。例えば、FPSが60であれば、1秒間に60回画面が描画されます。FPSが高いほど滑らかな動作になりますが、低すぎるとカクついた動きになり、プレイヤーの操作性が悪化します。



FPS を表示する方法

Godot では、FPS を簡単に表示することができます。 Label ノードを使用し、Engine.get_frames_per_second() を取得して表示します。

手順:

  • Labelノードを作成**
  • Control ノードの子として Label を追加。
  • 名前を FPSLabel に変更。
  • TextFPS: 0 に設定。
  • FPS 表示スクリプトの追加
  • FPSLabel に以下のスクリプトをアタッチします。
extends Label

func _process(delta):
text = "FPS: " + str(Engine.get_frames_per_second())
これでゲームのFPSをリアルタイムで表示できるようになります。



FPS を改善する方法

ゲームのパフォーマンスを向上させ、FPS を安定させるためのいくつかの方法を紹介します。
  • 不要なノードの削除・非表示
  • 使用しないオブジェクトを queue_free() で削除。
  • 画面外のオブジェクトを visible = false にする。
  • スクリプトの最適化
  • _process() よりも _physics_process() を活用。
  • 頻繁に変更されない処理は call_deferred() を使用。
  • リソースの最適化
  • テクスチャサイズを適切に調整。
  • BGM や SE はストリーミング再生を活用。

これらの方法を活用することで、FPSの低下を防ぎ、快適なゲーム体験を提供できます。
最終更新日: 2025/02/01 05:23

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